RvR [RvR02]

サイズなど
護符：縦91mm×横55mm
（ラミネート加工を施しますので実際のサイズは上記より若干大き目になります）

※護符は三層構造になっております。
　ラミネートは剥がさずにご使用下さい。
 （真ん中に挟まれている護符は視認なさらないで下さい）

【商品説明】
毎度のことながら、この護符の内容は少々ややこしいので、たとえを用いながら出来るだけ簡単にそのコンセプトをご説明してゆこうと思います。

あなたに、100の動力（パワー・エネルギー）が備わっていたと仮定しましょう。
格下の相手を攻撃したい場合は、「攻撃する力」にその動力を全振りすれば、全振りしていない場合よりも、早く相手を倒すことが出来ると思います。
同格の相手の場合、相手の反撃に備えて、全動力の半分くらいは「防御する力」に回してもいいかもしれませんね（紫乃女はその場合でも攻撃に全振りしますが）。
格上の相手や複数の相手の場合、攻撃や防御は倒されるまでの時間稼ぎにしかならないわけですから、持てる全動力を「逃走する力」に急いで振ったほうが生き残れる確率はぐんと上がるでしょう（紫乃女はその場合でも攻撃に全振りするでしょうけれど）。

我々の日常生活では、実にさまざまなことが起ります。
誰かにいわれなき攻撃を受けることもあれば、誰かに報復すべく攻撃を仕掛けることもあるでしょう。自分よりはるかに大きな『何か』に巻き込まれ、急いでその場（環境・状況）から逃げ出さなければならなくなることだってあると思うんです。その場その場において、最も適切と思われる方面に、自分の持っているパワーを振り分ける(注ぎ込む)ことが出来れば、手持ちのパワーが少々少な目でも、振り分けるのが下手な奴よりずっと上手に勝利をつかむ（その場を切り抜ける）ことが出来るようになるでしょう。

ま、でも、一番効果的な方法は、「手持ちのパワーの総量を増やすこと」です。
たとえるなら、全資金が10万の人の場合、今月は車の車検があるからこっちの出費を抑えて、来月は友達の結婚式が続いてご祝儀がかさむから、こっちの出費は後回し…みたいにその場に合ったやりくりが必要になりますが、全資金が1000万の人であれば、そういうやりくりは不要です。車検もご祝儀も全部いっぺんに行えるだけの資金があるからです。

しかし、流通貨幣ならともかくとして、術師のパワーというものを、一夜にしてケタ違いに底上げすることは難しいです。一瞬だけならともかく、そのあとずっと底上げした状態のままっていうのは無理でしょう。だからこそ、身体複製や呼吸法、気の回しなどの地道な訓練をコツコツ日々続けてゆくことが大切なのです。筋トレだってそうでしょう？1回トレーニングしただけで次の日に全盛期のシュワルツェネッガー氏もびっくりなムキムキBODYが手に入るわけはないんですよ。正規の大舞台で華麗な技を決めるオリンピック金メダル選手でも、普段は地道なトレーニングを欠かしません。

しかし、哀しいかな。
そういう地道でコツコツとしたトレーニングを日々継続している方は少数です。
継続は力なりというんですけどねぇ。

そして、もっと哀しいことに、地道なトレーニングを重ねていないのに、いざって時の高出力を望む方は大勢いらっしゃいます。

じゃあどうするか。
苦肉の策ではありますが、TPOに合わせて、持てる総力をその方面に全振りすれば、なんとかなるのではないか…このアイテムのコンセプトはここから生まれました。

ただし、TPOに合わせるのはなかなかに難しいことです。
人間の知恵で合わせていると、状況を読み違える可能性も否めません。
先ほどのたとえでいくと、この後避けようのないでかい出費が待ち構えているのに、それを失念して（または知らずに）先に別方面に資金を流用してしまうような感じです。人間は基本的には先を読む力がない生き物です。TPOに合わせて最適（と思われる）な方面にパワーを振り分けたつもりでも、あとから考えると大失敗ということも十分起りえることでしょう。

なので、三層護符の真ん中には神格護符が挟んであります。
『TPOに合わせる』部分を神格に任せてしまうのです。
今の、そして将来の自分にとって、最適と思われる方面へ、自分の持てるパワーを日々流用してほしいと願うことによって、パワーや運の無駄な消費を抑え、効率よく願いを叶えてゆく…この護符のコンセプトはそういう感じなんですよ。

※この護符には同梱用の説明書は付きません。この商品説明文が全てです。

※護符の破損を防ぐためにも、何か別容器に入れてからお使い下さい。
その場合の容器の色や材質の指定はありません。

※このアイテムの場合、特に願い事が無ければ、夜間お休みになる際に、左手または両手にお持ち頂いた状態で、そのまま眠りに落ちて頂ければそれで大丈夫です。
何か願い事がおありの場合は、このアイテムを持った状態で、願い事を脳内で繰り返しつつ眠りに落ちるようになさって下さい。