◆ 1980年代前半頃(正確な年度は秘密)
占術、呪術に興味をもち、独学にて勉強を始める。
その後、3人の有名・無名な師匠につき、占術・呪術、およびそれに附随する基礎知識、歴史学、民族学、語学などを広く学ぶ。
※ ここで御注意いただきたいのは、一般社会では有名では無くとも占い師・術師の世界では著名な方も大勢いらっしゃる、
ということである。いわゆる業界で有名になるには、やはり揺るぎない実力を伴っていなければならないだろう。




◆ パワーストーンについて
紫乃女さん曰く、パワーストーンに関する知識は基礎中の基礎であり、
占い師と名乗り、パワーストーンの力を借りるのであれば、化学組成などは頭に入っていて当たり前。
その式を元に石の特性、取り扱いを考えて組み合わせることは至極、当然のことなのである。
いや、そんなこといっても、わけわかりませんよとか思っちゃうハンジャルは、
まだまだ素人の一般人なので、このたび正確性を重視するためにお出ましいただいた次第です。




◆ 占い師として
紫乃女さんの占いは辛口である。更にぶっきらぼうで不親切でもあり、気分屋だったりもする。
でも決して「あんた、地獄に落ちますよ」なんて、どっかのタレント占い師みたいなひどいコトは言わない。
紫乃女さんの口癖がある。
「占って、だめだと出たら、あんたは諦めるのか?」

つまり。よく考えてから占いに来いってなわけである。当たるのかって? 
少なくとも私は外れた例を知らないなぁ。
そうだ。紫乃女さんはよくスタッフの失せもの探しを頼まれたりしている。
気がむけば占いで見つけて、面倒だと透視みたいなことして見つけている。
透視じゃ なくて使い魔だ、って言われるんだけど、
ハンジャル的にはどうみても透視にみえちゃうので困ったもんである。




◆ 術師として
紫乃女さんの術は決して安い値段ではない。これは紫乃女さんが決めた値段ではないそうな。
決めた方にもお話を聞いて来た。曰く。

「自分の人生を強引に曲げる代価が、他人の人生をも自分のエゴで曲げてしまう代価が、一万や二万で本当にいいと思います? 自分自身の人生をすべてその道に賭けてきた他人の技術と能力と時間を借りる代価は、そんなに簡単で安いだろうか。安いほうがいい人は安物を借りてもらいたい。自称まで含めれば術師は大 勢いますから。効果は欲しい、お金は払いたく無い。そんなエゴにまでつき合う義務は紫乃女さんにはないでしょ。童話の話になっちゃうけれど、人魚姫は命をかけたよね。術 を気軽に考えて安易に行って欲しくはないな。他人の能力に敬意を払うことを知っている人間には理解できるのでは?」

とのこと。
ま。ようするに、あたるも八卦な人は門前払いっちゅーことですね(^^;;。
個人依頼、芸能・スポーツ関係、中小〜上場企業の依頼は受けるけれど政治家は嫌いだそーです。




◆ ゴーストバスターとして
なんか最近、紫乃女さんが必殺仕事人みたいなことになっている。
幽霊がでる、お祓いの人が倒れた、誰かいないか、紫乃女がいるぜ、みたいな。
そんな調子でゴーストバスターの依頼がむっちゃ多いっぽい。
紫乃女さん的には 術の代行よりもはるかに楽なんですって。
でも、真夏に出かけるのは嫌みたいで時々、「うげー、めんどくさいー、いやだー」と断ろうとしている様子を垣間見 たりする。
そんな時はちょっぴり可哀想な気もする。
だって紫乃女さんは、今、東京に住んでいるけれどもともと神戸の出身で、
しかも方向音痴なんだもの。迷子るから電車に乗せないであげてください、なんて思っちゃうのである。




◆ 普段の紫乃女さん
ハンジャルは弟子でもなんでもないので、占い師とか術師とかの顔でない普段の紫乃女さんを見る機会のほうが多い。
「呪術師にはクロネコだ。はっはっは(⌒∇⌒)ノ」とか言いながらアイスキャンディーを食べていたりする。
おちゃめな人なんだよん。 嫌いなものはお掃除。
なんとなくだけど、整理整頓すっきりしたお部屋には魔物が住みにくいのかもなぅ、って思ったりしている。

そして紫乃女さんは浪花節でお人好し。
捨て猫を保護してみたりする。見ず知らずのおばあちゃんの荷物をもってみたりする。
道を尋ねられるとしどろもどろに なる。朝、起きるとまず最初に、ソフトクリームが食べたいという変わった人だったりもする。
さらにさらに「稲川じゅんぢの恐い話のDVD、恐いから一緒に みてよ><」なんて言う。
ハンジャル的には一方的に恐い思いをしたことを語ってくれる稲川さんより、
退治してくる紫乃女さんの方がずっと恐いような気がする・・・。